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本書のタイトルは「『この人痴漢』と言われたら」であり、サブタイトルが「冤罪はある日突然あなたを襲う」となっている。だが内容は、むしろ冤罪全般を扱ったもので、電車内の痴漢冤罪についての記述はむしろ少なめにしか書かれていない。
まず、第1章では痴漢、交通事故、窃盗、殺人などあらゆる分野で冤罪が起きていることを生々しく記述している。また、第2章では、警察、検察、裁判官、弁護士、メディアそれぞれが冤罪を生む体質があることを記述。そして第3章が「冤罪被害者にならないために」(約50ページ)。そして、第4章は裁判員制度で冤罪が防げるかについて記述している。
本書にはさまざまなことが書かれており、冤罪について問題提起するという意味では良い本と思う。
しかし、私の場合は次の点で不満が残った。
(1) タイトルに反して、電車内での痴漢冤罪の対処法の部分が少ない。また、書かれていることは参考になるが、「本当にこれだけで大丈夫?」という感じがする。
(2) 多くの冤罪を扱っているが、たとえば「電車内の痴漢」と「殺人事件の虚偽の自白による冤罪」とでは、起こるメカニズムや対処法が相当に異なる。それをわずか1冊で扱うにはやや無理がある。
ただ、内容は難しくなく、簡単に読める本なので「読んで損はない」と思います。
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